せどりでの、利益率VS回転率 勝者はどっち?!

2015.03.14

友人せどらーと一緒に仕入れにいくと、
たまにこんなことを言われます。


友「野中さん、そんなに利益が薄い商品も仕入れるんですか。」

野「はい。回転率高いですからね。」

友「とは言っても、利益率低すぎるでしょ。
僕なら、買いませんね。」


どちらかと言うとそこそこ経験のあるせどらーと、
このようなやり取りをすることが多いです。


彼ら自身が自覚しているかどうかはわかりませんが、
軽い軽蔑が混じったまなざしを感じることもあります。



そういう時、僕は大体こう思います。

「あーあ、もったいない。
利益率と回転率についての理解が
全くおよんでいないんだ・・・。

今までどれくらいの損失を積み重ねてきたのだろう。」
と。



なぜ、せどり歴10年である野中がこのように思ったのか。
その理由や背景を含めて解説していきたいと思います。


読んだ後には利益率と回転率の関係が
正しく理解できて「お金を増やす」ためには
どちらの方をより重要視した方がいいのかわかるはずです。

そもそも利益率と回転率とはどんな意味を持つ言葉なのか


利益率の言葉の定義については、
一度詳しく解説したので、
こちらをご参照ください。

利益率の計算方法を正しく理解して、利益率のトリックに騙されないようにする


ここで言う利益率とは、
粗利益率と言われるものになります。



回転率については、
税務的に厳密に算出した数式で
定義付けをすることができますが、
ここではシンプルにとらえます。


在庫回転率=売れるまでのスピード、

と思ってください。


せどりでの利益率と回転率 どちらを重視した方が良いのかのシミュレーション


ここまで読んで頂ければ話の流れで

「どうせ回転率の方が重要なんでしょ」

と思われたかもしれません。


まさしくその通りなのですが、
その重要性を真に理解するために、
「抽象的な概念」を踏み越えて
もう一段階深掘りして解説します。



利益率重視の商品Aと回転率重視の商品B。


この2つの商品を扱ったときの具体的な数値をシミュレーションして、
「それぞれが1年後にどれくらいお金が増えるのか」
を数字に表します。



先に言っておきますが、「恐ろしい」位に差が出てきます。

(「恐ろしい」という表現が決して大げさではないことは、
記事の内容と最後に出てきた数字を見れば、
納得頂けるとのではないかと思います。)


では、さっそく行きましょう。



【商品A】利益率重視の商品

2000円で仕入れて、4500円で売れる。
Amazon手数料は1000円。
利益は1500円。利益率33%。
売れる頻度は、3ヶ月に1度。


【商品B】回転率重視の商品

2000円で仕入れて、3600円で売れる。
Amazon手数料は900円。
利益は700円。利益率19%。
売れる頻度は、月に1度。




※条件はFBA利用。
※15%の販売手数料しての計算。
※(この手数料は、書籍やCD、ホーム&キッチンの販売手数料。)

※わかりやすいように端数を切り捨てて、
※100円単位で算出しました。

※売れてから入金までの期間、FBA倉庫への発送費用等は、
※本筋とは関係のないところで複雑になってしまうので、
※考慮に入れてません。



ごらんのように利益率は、
商品Aは33%。商品Bは19%。


回転率は、
商品Aが1ヶ月に1度に対して、
商品Bは3ヶ月に1度売れます。


利益率のみを考えると、商品Aに、
回転率で考えると商品Bに軍配が上がります。


それぞれの商品のみを仕入れ続けたとして、
お金がどれくらい増えるのかを
実際の数字にしていきます。

利益率重視の商品Aのみを取り扱った場合


【商品A】利益率重視の商品

2000円で仕入れて、4500円で売れる。
Amazon手数料は1000円。
利益は1500円。利益率33%。
売れる頻度は、3ヶ月に1度。

2000円で仕入れて、利益は1500円。

売れる頻度は、3ヶ月に1度。


ということは、商品Aを販売するとは、
「2000円が3ヶ月で3500円に増える金融商品を扱う」
と同義語だと思ってください。



時間の流れと金額の増え方はこのようになります。


1ヶ月目・・・商品はまだ売れません。
価値は2000円のまま。

2ヶ月目・・・商品はまだ売れません。
在庫価値は2000円のまま変わりません。

3ヶ月目・・・いよいよ商品が売れました。
2000円の商品が3500円に。


さらに続けていきます。
利益率と回転率、同じ条件の商品をさらに仕入れたとします。


4ヶ月目・・・商品は売れません。
価値は3500円のまま。

5ヶ月目・・・商品は売れません。
価値は3500円のまま。

6ヶ月目・・・売れました!
3500円の商品が6125円になって返ってきました!



この調子で続けていくと・・・

7ヶ月目 6125円
8ヶ月目 6125円
9ヶ月目 10718円


10ヶ月目 10718円
11ヶ月目 10718円
12ヶ月目 18756円


2000円で始めた元手が、
1年後には18756円になる計算。


なんと増え幅は、9倍(!)に。

とても優秀な数字に思えます。




【商品A】利益率重視の商品のみを取り扱った場合、
9倍にお金が増えて、
利益率が33%の商品を売り続けているわけですから、
1年間トータルで見たときの利益率も当然33%になります。

在庫回転率重視の商品を取り扱った場合


さて、次は回転率重視の商品Bを取り扱った場合、
どれくらいお金が増えるのかを考えてみましょう。



【商品B】回転率重視の商品

2000円で仕入れて、3600円で売れる。
Amazon手数料は900円。
利益は700円。利益率19%。
売れる頻度は、月に1度。



ということは、商品Bを販売するということは、
2000円が1ヶ月で2700円になる金融商品を取り扱うということ。


商品Aの場合と同じようにシミュレーションしましょう。



1ヶ月目・・・商品が売れました!
2000円の商品が2700円になって返ってきました。


さらに続けていきます。
利益率と回転率が同じ条件の商品を
さらに仕入れ続けたたとします。



2ヶ月目・・・商品が売れました!
2700円の商品が3465円になって返ってきました。


この調子で続けていくと・・・

3ヶ月目 4920円

4ヶ月目 6642円
5ヶ月目 8966円
6ヶ月目 12104円

7ヶ月目 16340円
8ヶ月目 22059円
9ヶ月目 29780円

10ヶ月目 40203円
11ヶ月目 54275円
12ヶ月目 73271円



2000円で仕入れた元手が、
1年後には73271円になる計算。


金額の増え方、なんと36倍(!!!!!!!)



利益率重視商品Aの9倍も悪くない数字に思えましたが、
回転率重視商品Bの36倍の結果に比べると、
金額の差は圧倒的に開きました。


利益率が19%の商品を売り続けているわけですから、
1年間トータルで見たときの利益率も当然19%になります。


回転率のインパクトがわかってもらえたのではないかと思います。

せどりでの利益率VS回転率 勝者はどっち?まとめ


今回算出した数字は、
ある条件下で計算した一つの例でしかありませんので、
条件が違えば結果も変わってきます。
 

それでも・・・。

僕が一番始めに友人せどらーに対して、
「もったいない・・・」と言った理由は
回転率を軽視していた点です。


僕らせどらーにとって、
重視すべきは利益率よりも回転率です。


回転率が良い商品を仕入れれば
ものすごいスピードの複利の力でお金が増えていくので、
結果的に多くのお金を稼ぐことができます。




もちろん、
利益率もきちんと意識すべき指標で
あることは言うまでもありません。


「どちらが重要」かと聞かれれば「両方重要」ですが、
「どちらの方が重要」かと言えば、「回転率」の方です。




利益率と回転率を考えて、
仕入れるときに優先度が高い順番にすると、
次のようになります。

1、高回転 高利益 商品
2、高回転 低利益 商品
3、低回転 高利益 商品
4、低回転 低利益 商品



今回は、利益率と回転率について、
解説していきました。



それではまた!



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廃品回収拾いをきっかけにせどりを始める。
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累計売上高は数億円にのぼる。
趣味は、海外旅行。
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