モチベーションを「上がらない」から「止まらない」にする方法

2016.08.26

野中です。


今回のテーマは、
モチベーションを上げる方法について、
解説していきます。


「せどりで稼ぐことに、モチベーションが上がりません。
上げ方を教えてください。」

と言った相談を結構な頻度で頂いています。


よくある質問のトップ5くらいには、
入るんじゃないかな?



野中はせどりと同じくらい、
心理学に対しても理解が深いと自負しています。


その分野を学ぶために投資した金額で言えば、
数百万円は超えるくらい。


心理学とかNLPとかコーチングとかの分野を
体系的に学んで使えるようになろうとすると、
目の玉が飛び出るくらい金額が高いのが原因なんですけどね。(苦笑)



まあそんなことはさておき、
早速モチベーションの上げ方についての解説の方に行きましょう!

モチベーション(やる気)が上がらない状態


まずは
「モチベーションが上がっていない状態」とは
どういう状態なのかについて言語化したいと思います。


「モチベーションを上げたい!」と思っていると言うことは、
その時点では「モチベーションが上がっていない状態」と
言うことになるかと思います。

(いくつかの例外はありますが)


行きたい先の世界について考えを巡らす前に、
まずは現在の状況分析から始めましょう。


この分野だけに限ったことではありませんが、
現状分析無くして、改善できることはありません。


できたとしても、
高い確率で「当たり」を外すことになるので、
思いっきり効率が悪いですし。




人が行動するためには、
突き詰めると2つの理由しかないと言われています。

・快楽を得られるから 

・苦痛を避けたいから


人間は高度な思考や行動をすることができる一方で、
ことモチベーションという分野については、
非常にシンプルな源泉を元にして動いています。


(ちなみに、この2つの理由は
動物も人間も一緒です。)



と言うことは、
モチベーションが上がらない状態と言うのは・・・ 


・(その行動から)快楽が得られると”思っていない”

・(今や今の延長戦上の未来の状況に)苦痛を”感じていない ”


と言うことになります。

それでもモチベーションが沸いてこない理由

 

「せどりで月に100万円稼げれば、
したいことができるから、間違いなく快楽に繋がりますよね。

   それでもモチベーションが沸いてきません。」


なんて言ってくる方もいます。



ここで着目して欲しいポイントが
「思う」とか「感じる」と言うキーワード。


キーとなるのは「感情」です。


「浅く」思っていたり感じているだけだと、
まだ気持ちは沸き上がってきません。


「深く」思わなくてはなりません。


僕らの身体を動かすためには、
どれだけ「強く」「感情」を動かせるかが鍵になります。


上記のような質問をくれた方の場合は、
恐らくはまだ一定量の「強さ」とその「量」が
蓄積していないのだと思います。


自分の身体を動かすことなのに、
思い通りにならないのは、
何とも歯がゆい気持ちになるかもしれません。


ちょっと考えてみて欲しいのですが、
「ちょっと思っただけ」くらいで
身体が動いてしまっては、それはそれで大変な事態を引き起こします。


少しイラッとしたことがある度に、
その対象に暴力を振るったり、破壊的なことを
してしまう弊害が生じてくるからです。


そうなると、社会生活が成り立ちませんよね。



「強く」「感情」を動かさないと身体が動かないようになっているのは、
一見するとめんどくさいように思えますが、
人間の進化の過程で身につけた術なのです。

「意味づけ」の強い方向に人は流れる


で、話の本筋を元に戻して、
モチベーションを上げるための解説をしていきましょう。


その行動に対する「感情」や「背景」のことを
「意味づけ」なんて言われたりします。



仕入れに対して、
かったるいと言う「感情」もあれば、
家族を食べさせて行けるという「背景」もあり得ます。


このことを
「意味づけ」している、 なんて使い方をします。




ちょっと抽象的な話が続いているので、
具体的な例を出しましょう。


仕入れへのモチベーションが
いまいち上がらない人を例にしましょう。



この方がどういう状態なのかを
もう少し当てはめて言うと・・


□(その行動から)快楽が得られると思っていない場合


・仕入れられる実感が湧かない
・めんどくさい
・やり方がわからない
・店員の目が気になる
・疲れるから嫌
・電車代やガソリン代がかかる


なんて「意味づけ」が「強い」わけです。


こんなことばかり思っていたら、
そりゃ仕入れになんて行きたくなくなりますよね。



□(今や今の延長戦上の未来の状況に)苦痛を感じていない場合

・せどりをしなくても、しばらくはお金に困らない 
・まあいざとなれば何とかなると思っている
・今の仕事は楽しいわけではないが、それほど嫌でもない


なんて「意味づけ」が「強け」れば
輪を掛けて仕入れに行きたくなくなると思います。




もちろん全ての行動にはメリットとデメリットが存在するので、
どんなに好きなことに対しても、
プラスとマイナス両方の「意味づけ」を
感じるのは自然なことだと思います。


ここで言えることは、
「意味づけ」の強い方に人は流れる傾向にあると言うことです。

モチベーションが上がっている状態とは


では、逆の例を見て頂きましょう。


モチベーションが上がっている状態とは、
どういう状態でしょうか。


今お見せしたことをただひっくり返せば良いだけなので、
非常にシンプルに言い表すことができます。



つまり・・・

・(その行動から)快楽の「感情」「背景」への
「意味づけ」が”強い”

・(今や今の延長戦上の未来の状況に)
苦痛の「感情」「背景」への「意味づけ」が”強い”

状態こそが、
モチベーションが上がっている状態と言うことです。



モチベーションが上がった状態はどのような「意味づけ」を
行っているのかの具体例を出しましょう。



僕が中学生の頃の話です。


当時は狂ったように歯を磨いていた時期がありました。



「芸能人は歯が命」と言うキャッチフレーズで
テレビにアパガードと言う歯磨き粉のCMが、
大々的に流されていたことがきっかけです。


その商品は、歯を白くする歯磨き粉。


CMの内容は歯が黄ばんでいて売れなかった芸能人が
歯が白くなったことで売れるようになったとか、
大体そんな感じのストーリーだったと記憶しています。


繰り返し繰り返しお茶の間にそのCMが流されるものだから、
見事に野中の頭の中は洗脳されました笑



歯が白い=異性にモテる(快楽)

今のそれほど白くない歯=異性にモテない(苦痛)


が強く「意味づけ」されたわけです。


そのおかげで、
1日10回以上歯ブラシを手に取っていたと思います。


モテるようになる姿をイメージしながら、
シャカシャカと泡立てていました。(快楽)


ほんの僅かではあるのですが、
磨けば磨くほどに白くなっていく自分の歯を
鏡で見ることが嬉しくて(快楽)
さらに頻度は増えていきました。


母に歯磨き粉の減りが早いと怒られたくらいです。


歯磨き粉ってそんなに消費スピードが、
早いものでもないと思うんですが、
あの時は、まるで何かの宗教に入って変な修行でもしているくらい
自分の歯を磨くことに命を懸けていました。


歯を磨くことに対して、
尋常ではないモチベーションを発揮していたわけです。



「意味づけ」が強固になると、
外から見ると信じられないような行動も
平気な顔で取れたりする例かと思います。



自爆テロをする人は、

汚れた思想を持った人を殺すことで、
死後の世界では天国に行ける(快楽)

みたいな「意味づけ」をしているわけです。


自分の命すらも捨てられる、

「意味づけ」のパワーは
それくらい強力なものなのです。



※※ちなみに、市販の歯磨き粉には研磨剤が
※※ほぼ間違いなく入っているので、
※※理屈上も確かに磨けば磨くほど歯は白くはなります。

※※ですが、あまりにも研磨剤で磨くと、
※※ヤスリで削っているみたいなものなので、
※※歯の表層のエナメル質も削れてしまいますので、
※※過度の歯磨きは推奨しません。

※※普通に使う分くらいは問題がないと言われています。

※※まずやらないと思いますが、
※※野中の真似をして磨きすぎないようにご注意ください。

モチベーションを維持して止まらなくする

 

・(その行動から得られる)快楽の「感情」の「意味づけ」が”強い”

・(今や今の延長戦上の未来の状況に)
苦痛の「感情」の「意味づけ」が”強い”

の2つを満たすことができれば、
モチベーションは上がるわけです。


上手くハマると「上がらない」どころではなく、
「止まらない」領域まで持っていくことができます。



ではどうしたら成したい行動に対して、
「感情」「背景」の狙った方向の
「意味づけ」ができるのでしょうか。


テクニックやコツは余りにもたくさんの数が
世の中に存在しすぎていますが、


間違いなくした方が良いことの1つは、
「イメージ」をたくさんすることです。


つまり想像しまくりましょうと言うことです。



せどりで稼げるようになったら
どんな未来が花開くのかを想像します。(快楽)


・美味しいご飯を食べられる
・今居る会社を退社して、自由な暮らしができる
・家族で過ごす幸せな時間が増える
・子どものしたいことにお金を使える


また同時に、
このまま何の行動もせずに、
せどりで稼げないままだとしたら、
どんな悲惨な未来になるのかも想像します。(苦痛)


・通勤電車に押しつぶされながら会社に通わなくていけない
・嫌な上司にヘコヘコと頭を下げなくていけない
・買いたい物を我慢しなくてはいけない
・家族で過ごす時間や遊びに行く時間も取れない


みたいな感じです。


もちろんあくまでこれらは具体例なので、
自分なりの快楽や苦痛を出してくださいね。



「イメージ」と言うと頭の中で
画が動いているだけかと思うかもしれませんが、


耳から聞こえたり触ったときの情報も
併せて味わうと効果は倍増します。



また、
「具体的にイメージした方が良いんですよね?」と
聞かれることがあります。


「具体的」であることよりも、
「感情が動くこと」が大事です。


感情が動いているのであれば、
具体的であろうと抽象的であろうと、
関係ありません。


ただ、得てして
「快楽」「苦痛」を強く味わおうとすればするほど、
イメージはより具体的になる傾向は確かにあります。

モチベーションを上げる方法 まとめ

 

例の如く長めの内容になってきたので、
最後にまとめます。

〇モチベーションが上がらない状態とは、

・(その行動から)快楽が得られると”思っていない”
・(今や今の延長戦上の未来の状況に)苦痛を”感じていない ”

そのキーとなるのは「感情」。


〇モチベーションが上がらないとは、
一定量の「強さ」とその「量」が
蓄積していないから。


〇モチベーションが高い人と言うのは、

・(その行動から)快楽の「感情」「背景」への
「意味づけ」が”強い”

・(今や今の延長戦上の未来の状況に)
苦痛の「感情」「背景」への「意味づけ」が”強い”
状態を保っている人


〇「意味づけ」をするために、
間違いなくした方が良いことの1つは、
「イメージ」をたくさんすること。



今回は以上です。






追伸

懇親会に行くとモチベーションが上がる理由も
お伝えした理論で紐解くことができます。


叶えたい未来を既に叶えている人と話すことによって、

「せどりで稼げたらいいなあ」

が、

「せどりで稼いでいる人ってこんなにいるんだ。
そんなに難しいことではないんだ。」

と言うふうに「意味づけ」が変わるから、
モチベーションが上がるカラクリです。




追伸2

モチベーションの管理は、
自分でビジネスと付き合っていく以上、
一生向き合い続ける課題だと思っています。



ちょっと出所は忘れてしまいましたが、
割と有名なビジネス書の中でこんなことが書かれていました。


「企業が没落する原因の8割は、
外部的要因ではなくて、内部的要因である。」



また、別の書籍(これも割と有名)には、
こんなことが書いてありました。


「会社の内部の問題の8割は
役員のモチベーションが欠如/不足していることである」


と。



これらを統合して考えると、
企業が衰退する理由が10あった場合、
8が内部的な理由。


さらにそのうちの8割にあたる6.4が
モチベーションが足りないことが原因と言うこと。


つまり、業績が上がらない/下がる理由の
65%程度がモチベーションが下がったことが元であると
これらを踏まえると言うことができます。



大体こういった名言とか格言チックなものの数字は
「感覚値」でしかありませんが、
それでもモチベーションの持つ重要性がわかりますよね。





追伸3


もはや追伸と言うか、
完全に本分の補足となっていますが続けます笑



病気の数は10万種類以上あると言われています。

(個人的に5人以上のお医者さんに聞いたデーター参照、
皆正確にはわからないと言っていましたが)


そしてこの数は年々右肩上がりで増え続けています。



病気を何かしらの「異常」と捉えると、
これだけ「異常」の数が生じると言うことは、
それだけ僕らの身体は複雑に絡み合って構成されていることの
裏返しとも言えます。



なので実際のところ、
「モチベーションが上がらない理由」は、
本当に人それぞれ。


ものすごく複雑かつ多様な理由が、
あることもあります。


例えば、
脳の一部の機能が欠損したりすると、
どんなに「意味づけ」をしようとも
モチベーションは上がりません。



しかし、
モチベーションが上がらないと言っている人と話をしていると、
「意味づけ」はほぼ間違いなく「弱い」と
言うのも感じます。


「意味づけ」をイメージすることは、
100%万能ではありませんが、ほぼ間違いなく作用します。


まず大きなところから埋めていこうじゃないですか。


イメージしまくることに害はありませんので、
まずはここから試してもらえたらと思います。



今回は以上です。


それではまた!



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