せどらー(転売屋)の社会的意義を考えてみる

2014.10.12

今日は、せどりの社会的意義について、僕なりの意見を述べてみたいと思います。


せどりって、ほぼ人に会わずにお金を稼げます。
それがメリットでもあるし、最大のデメリットでもあると思います。

特に今は、AmazonFBAを使えば顧客対応もほぼ丸投げ可能。
1000件以上取引をしたのに、メール対応は2~3件ということもよくあります。

顧客の対応をしなくてよい気楽さはあるものの、
お客さんと顔を合わせる仕事ではないし、
集団ではなく一人でしていることが多いので
社会的意義を実感しにくい職業と言えるでしょう。

社会的意義と言うと、なんだか大げさで、
どでかい規模の話をしているように聞こえるかもしれません。

しかし、ここで言う、社会的意義とは、
一言で言うと「人の役に立っている感覚」のことです。

笑顔でお客さんに「ありがとう。」と感謝されたり、
同僚に「お疲れさま。」とねぎらわれれば、
人の役に立っている!と実感できるかもしれませんが、
せどりビジネスの性質上、中々そうはいきません。

社会的意義を実感するためには?
ということは、いったん横におきましょう。

今回の記事ではそもそもせどらーは人の役に立っているのだろうか、
少し考えてみたいと思います。


職業「転売屋」と言うのは、
多くの人にとって、好ましい響きには聞こえないと思います。

初めて会った人に、自分の仕事内容を伝えるときは、
正直言うと少し躊躇することがあります。

僕がせどりを10年前に比べたら、今は「せどり」という言葉も、
信じられないくらい広く浸透してきました。

仕事の内容を伝えると、
「テレビで見たよ!本当に稼げるの?」と聞かれたことも

一度や二度ではありません。


しかし、僕がせどりをはじめたころは、そうではありませんでした。

廃品回収拾いからはじめたわけです。

「仕事は何やってるんですか?」
「廃品回収拾いです!」

自信を持って言えるわけもありません。

やっていることはホームレスと一緒ですから。
自分の仕事に胸を張れませんでした。


人に伝えるのが少し恥ずかしいですが、
それでも僕らは明らかに社会的に役に立っていると強く言い切れます。

なぜなら、僕らせどらーとして存在することで、
何かモノを買う人、つまり人口のほぼ100%の人々にとっては、
次のように2つの大きなメリットを受けられるからです。

①手に入りにくいものを、手に入れることができる

②直接的、間接的にも価格競争が起きるので、リーズナブルな価格で買えるようになる

これだけだと、少しわかりにくいと思うので、例に出してみましょう。

まず、①から解説したいと思います。

定価が3000円の品が、
Amazonで定価の3倍以上の10000円で出品されてるとします。

俗に言う、プレミア価格というやつです。

あなたは、この値段を見てどう思いますか?

Amazonのページを見た人は、10000円の値段を見て、
不快な感情を抱くかもしれません。

「なんだよ、7000円もぼったくりやがって!」
と思う人もかなりの割合でいると思います。

けど、冷静になって考えてみて欲しいのです。

僕らせどらーがいなかったら、
Amazonに在庫がない可能性も充分にありえます。

10000円どころか、どんなにお金を積んででも、
手に入らないかもしれないのです。

その商品を10000円以上出してでも欲しい人にとっては、
僕らせどらーの存在は、なくてはならない存在なはずです。

買ってくれた人でさえ、値段が高いと悪い評価をつけてくることもありますが、
お金を出すと言うことは、
出した金額以上の価値を感じてくれたということ。

表面上は何と言われようと、
ある側面から見れば、僕らせどらーはこの購入者さんに価値をもたらしているのは
疑いようのない事実だと思うのです。

①手に入りにくいものを、手に入れることができる

についての例は以上になります。


次は、
②直接的、間接的にも価格競争が起きるので、リーズナブルな価格で買えるようになる
について例を出して解説していきます。

12000円で売っていたA社のカメラが、
せどらーが供給を増やしすぎてしまい、8000円の値段まで下がったとします。
(こういうことは間々あります。)

仕入値にもよりますが、この値段まで下がってしまうと
多くの場合が赤字だったり、わずか数百円しか利益が出ないので、
目を被いたくなります。

しかし、購入者の立場から言えば話はまったく逆。

12000円だったカメラが、
時によってはたった数日の差で4000円も安く買えてしまう。

僕らせどらーのおかげで、価格競争が働いて3分の2の値段になってしまう。 

購入者にとってみれば、安く買える”直接的”なメリットが生じています。


さらに、”直接的”なだけではなく、”間接的な”メリットも出てきます。

”間接的な”メリットは、
そのカメラをAmazonで僕らから直接購入はしないけれども、
他のお店で買う人にもたらされます。

なぜそういうことになるのでしょうか。

テナントを借りてお店をかまえるリアル店舗も、
Amazonの価格も参考に値付けをしています。

例えば、ヤマダ電機は、専門の部署をもうけて数十人もの社員をそこにおいて、
他店の値段を日々リサーチしているので、
Amazonでつけられた値段が店舗の値段にも影響を及ぼします。

こればっかりは、お店の思惑がからむので、必ずとは言えませんが
Amazonの値段が下がれば、リアル店舗の値段も下がる傾向にあります。

しかも、”間接的な”メリットは、それだけではありません。

今回例に出したカメラなど、多くのメーカーが発売している商品は、
各メーカーが数え切れないくらいの種類を発売しています。

一見すると、発売されているカメラの数が多すぎて、
一般消費者から見れば、すみわけができていないように思えます。

しかし、各メーカーは、狙いをもって一つ一つの機種を発売しています。

どのカメラにも、「何歳くらいの」「どんな人に」買って欲しいのか
明確なターゲット層があります。

そして、一つのターゲット層に複数のカメラが競合しています。

各カメラメーカーが、一つのターゲット層を取るために、
売り出すからです。

あるターゲット層に向けたA社の値段が4000円下げれば、
競合カメラを作っているB社のカメラの値段も影響を受けます。

A社のカメラがAmazonで4000円も値段が下がっているので、
自分たちのカメラも値段を下げようとします。

A社のカメラが安くかえるということは、同業他社であるB社やC社、D社のカメラの
Amazonの価格が下がる傾向にあります。

Amazonの価格がリアル店舗の価格にも影響を与えていることは
先ほど伝えたとおりなので、
さらにリアル店舗でB社のカメラの価格も下がる傾向にあります。


せどらー同士に競争が起きて、A社のカメラのAmazonへの供給が増えたことで、
Amazonだけでなくリアル店舗でもB社やC社、D社のカメラも
リーズナブルな価格で買うことができるのです。

直接的なメリットは、
A社のカメラをAmazonで買った人だけにしかいかないと思いがちですが、
間接的に様々なカメラの価格に影響を与えます。

これが、”間接的な”メリットの正体です。


長くなってきたのでまとめますが、
僕らせどらーは購入者にとってこれらのメリットをもたらしています。

①手に入りにくいものを、手に入れることができる

②直接的、間接的にも価格競争が起きるので、リーズナブルな価格で買えるようになる 

人の役に立っているのは、疑いようのない事実と言えるでしょう。

もし、あなたがせどりをしていて、
人の役に立っていることを感じにくかもしれません、
それは実感が伴わないだけで、実際には多大なる貢献をしていると思います。



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運営者: 野中 貴智



廃品回収拾いをきっかけにせどりを始める。
10年以上稼ぎ続けて、今やAmazonの評価は10000以上。
累計売上高は数億円にのぼる。
趣味は、海外旅行。
詳しいプロフィールは、こちら

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