【書評・レビュー】大金持ちも驚いた105円という大金 吉本 康永 (著) 三五館

2015.03.14


実際にお会いしての吉本 康永氏の印象

直接お話したことはありませんが、
何度かブックオフで顔を合わせたことがあります。

吉本 康永氏は、確か埼玉県に住んでいて、
僕は当時池袋に住んでいたので、そのあたりの中間のブックオフで何度か見かけました。

還暦をすぎたせどらーは、めったにいないので、
一度見ただけで、印象に残りました。

他のせどらーに荒らされて、スカスカになった棚を
自分の親と同じ歳くらいのおっさんが、精力的に粘り強く
サーチしている。

買える本がないと、少しクビをかしげて、
「仕入れできる本がないな。
やれやれ困ったな。」とでも言いたい軽く苦笑いした表情を覚えています。

お小遣い稼ぎや副業で何となく仕入れをしているせどらーとは
まったく違った雰囲気をまとっていました。

鬼気迫る”気迫”とまではいきませんが、
そこには必死さというか、
ゆずれない力強さのようなものを芯に感じさせられました。


後で知ることになるのですが、
筆者は予備校で長く教鞭をとられた方です。

著書も何冊か出されていて、
多いときは、年収2000万円稼いでいたそうです。

しかし、少子化や予備校の閉鎖によって、
年収は右肩下がり。

さらに、不動産投資の失敗、住宅ローン等の多数の借金を抱えて
首が回らなくなってきたのが、せどりをはじめたきっかけだそうです。

さすがに予備校の教壇に長く立っていたので、
お子さんは東京大学や医学部などに進学しているとのこと。

「大金持ちも驚いた105円という大金」って、どんな本?

せどりを仕事にする生き方を、追体験させてくれる本です。

10年以上せどりを続けている野中にも、
共感できるところが多々ありました。

副業でもお小遣い稼ぎでもなく、せどりを仕事としてとらえること。

どのような思いを抱きながら仕入れをしているのか、
何を考えながら携帯でサーチし続けていくのか。

専業せどらーならではの思考に、深く共感しました。

例えば、5000冊以上の本が、自宅を埋め尽くしてしまった話。など。
(吉本 康永氏がせどりをしていたころは、AmazonFBAサービスが開始してませんでした。)

日記のように時系列の書き方が、
共感できた理由かも知れません。


吉本 康永氏は、社会性がなくなるという理由で
若い人がせどりをすることに、明確に反対しています。

僕は、この考え方にはっきり言って、反対です。

世の中には、「独立したいけど、あまり人と接するのが好きではない」人が
一定数いて、せどりにはそんな人たちの望みを叶えることができるからです。

インターネットの出現以前は、
高いコミュニケーション力を身につけて、人を巻き込んで仕事を取っていくのが
独立起業の一つの形でした。

今でもその方法は、もちろん有効ですが
時代は変化しています。

高度経済成長期は、”その形”しか成功法則がなかったかもしれません。
(あっても、非常に例外的でした。)

しかし、今ではインターネットとブロードバンドが広く普及したことにより、
コミュニケーションをあまり取らないけど、
自分でビジネスをしながら、生計を立てていくことが可能になりました。

その手段の一つとして、せどりほど恵まれている仕事は
そうそうないと思います。

自分の働き方にあったスタイルを選べるようになったのだから、
せどりで独立起業して生きるというのは、決して否定されるものではなく、
新しい選択肢の一つとして歓迎されるべきものだと僕は思います。


・・・と、
少し話が脱線してしまいました。

専業せどらーとして身を立てていくのであれば、
この本は読んでも決してムダにはならないと思います。

吉本 康永氏は、急病によりこの世を去ってしまいましたが、
その背中は、せどらーとしての生き方を教えてくれました。

同じ時代のせどらーとして。ライバルせどらーとして。
合唱。



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廃品回収拾いをきっかけにせどりを始める。
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